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転職活動でビズリーチを活用しようと考えている方にとって、ビズリーチが本当に有益な転職支援ツールなのかどうか気になることでしょう。

ビズリーチはCMなどの広報活動が盛んに行われていることから利用者数は非常に多く、良い評判も悪い評判も多くあります。

その中でも、これからビズリーチを活用するかどうか悩んでいる人にとって悪い評判の真偽は特に気になるものです。

そこで本稿では、ビズリーチの評判をもとにメリットとデメリットを分析しました。今後の転職活動の参考にぜひご一読ください。

ビズリーチの特徴とは?


ビズリーチは、ハイクラス向けのスカウト型転職サイトです。

転職支援サービスの中では珍しく、登録時に「審査」があります。審査に合格したら、自身の職務経歴書を詳しく記載します。

すると、これまでの経歴を活かせる求人情報が、ヘッドハンターや企業のスカウトから案内される仕組みになっています。

審査によって求職者のレベルを高く担保していることもあり、保有求人の質は非常に高い傾向にあります。

公式サイトによると、保有求人の1/3以上は年収1,000万円以上の案件となっており、「ハイクラス向け」と謳っているのも頷けます。

また、求人数も公開求人数が約10万件と非常に豊富です。

全国各地の求人を数多く揃えており、公開求人数だけならリクルートエージェントやdodaなどの大手総合型転職エージェントと遜色ありません。

これらのことから、自分の市場価値を知りたい人や長期的に転職活動を行いたい人にはおすすめの転職支援サービスと言えるでしょう。

ビズリーチの悪い口コミ評判からデメリットを分析


ビズリーチに関する悪い評判や口コミを集め、それらを元にビズリーチのデメリットを分析しました。

分析の結果デメリットは大きく8つあることが分かりましたので、それぞれ詳しく解説します。
  • 登録を断られることがある
  • 有料プランに加入しなければ活用しづらい
  • サポートはあまり受けられない
  • メールの数が多すぎる
  • なかなかオファーが来ない
  • 希望条件にマッチしない求人ばかり紹介される
  • 企業からのプラチナスカウトが来ない
  • 実際には存在しない求人を紹介される

登録を断られることがある

ビズリーチの利用には審査に合格する必要があるため、不合格になると登録自体を断られることがあります。

また登録時の審査に合格したとしても、登録後に入力する職務経歴書の内容次第では登録を解除されることもあるようです。
ビズリーチは最初の登録時は審査に通ったのですが、職務経歴書を詳細に記入してからしばらくした後に登録を解除されました。あまり詳細はお伝えできないのですが、前職で大きな失敗をしてしまった経歴があり、それを記載したことが原因なのかもしれません。

(takeちゃん 39歳 その他情報サービス業 調査・広告・宣伝)
なお、ビズリーチは審査の合格基準について一切公開しておりません。仮に審査に落ちた後、個別に不合格の理由を問い合わせても明確な回答は得られません。

事実、公式サイトのQ&Aにも「審査基準についてはお問い合わせいただいてもご返答いたしかねますので、あらかじめご了承ください。」とあります。

ただし審査で不承認や見送りになった場合も、職務経歴書を更新することで再度審査を受けられるようになります。

これらのことから、ビズリーチに登録する際は、職務経歴書を詳細かつ魅力的に記入する必要があることが分かります。登録時には十分注意するようにしましょう。

有料プランに加入しなければ活用しづらい

ビズリーチは有料プランに加入しなければ、十分に活用できない場合があります。有料会員にならないと、利用できる機能が限られるからです。

実際に無料会員として利用した一部の人からは、不満の声が挙がっています。その課金を促すシステムから「悪質だ」「最悪」という意見もあります。

有名企業の募集が多く、求人への信頼が厚い代わりに、課金しないと十分なメリットを得られない点がネックです。
よかったところは、有名な大企業の募集が多く、求人への信頼度が高いところ。給与も高う求人が多く、安心して応募することができる。

よくないところは、課金しないと役に立たないケースが少なくないこと。

求人の企業名や求人への応募自体、プレミアムステージ限定ということが多く、せっかくいい求人を見つけても見送るしかない場合がしばしばある(定期的にテーマが設定される「特集」などの求人は、課金しなくても応募できる)。

また、「よいところ」と矛盾するのだが、他の転職サイトと比較して同じ求人と思われるのに、ビズリーチだけ不自然に給与が高く表示されているケースもたまにあり、掲載している条件が本当に正しいのか、不安になることもある。

(ST 53歳 製造業(その他)広報・編集 )

サポートはあまり受けられない

ビズリーチは求人紹介に特化した「転職サイト」のため、転職活動における選考対策などのサポートは「転職エージェント」ほど充実していません。

ヘッドハンターが担当としてつかない場合、具体的には以下のようなサポートは期待できません。
  • 選考書類(履歴書・職務経歴書)のチェック
  • 応募時の推薦書類の提出
  • 過去の面接であった質問の共有
  • 面接官の傾向の共有
  • 模擬面接
  • 面接日程の調整
  • 内定後契約条件交渉の代行 など
特に企業からのプラチナスカウトを受ける場合は、これらのことをすべて自分で行う必要があるため、転職初心者の方にはやや難易度が高いかもしれません。

初めて転職する方や、面接調整・面接対策の情報収集などに時間をかけられない方がビズリーチを利用する際は、必ずサポートの手厚いヘッドハンターを見つけるようにしましょう。
転職活動初心者には残念ながらあまりおすすめできません。

私は初めての転職活動の際に、いくつか転職エージェントやサイトに登録し、そのひとつとしてビズリーチにも登録してみましたが、「選ばれた人だけの」と謳っている通り、ビズリーチはスカウトの場を提供しているというイメージで、他の転職サイトとは少し内容が異なります。

登録した私の経歴等を見て、スカウトマンからこういう類の仕事を紹介できますよ、というお誘いのメッセージがたくさん届きます。ありがたいのですが、初心者にとっては、他の転職サイトのように企業の求人情報が掲載されている方が取り掛かりやすいと思います。利用の際には、ビズリーチの特徴を理解した上で活用すべきでしょう。

(オフブルー 36歳 )
メリット:

登録しているだけで、様々なエージェントや、会社の人事から声がかかるため、転職活動を有利に進められると思います。会社の人事から声がかかった場合は、いわゆるスカウトに当たるため、さらに有利な条件で進められます。

このサイト経由で転職を決めましたが、あまり面接の日程が取れないことを伝えたところ、1次~最終を同日にやってもらえ、即日内定を出してもらえました。デメリット:

エージェントの質が千差万別であることが残念でした。メッセージを送ってきたのに、回答しても返事がなしのつぶてということが複数回ありました。(tiltowait150 41歳 専門・技術サービス業、学術研究 個人事業主・店主)

メールの数が多すぎる

毎日、ヘッドハンターや企業からスカウトのメールが届きます。日によっては1日の間に何十件ものメールが届くため、煩わしく感じてしまう人は少なくないようです。

したがって、Gmailなどのメールサービスを利用している方は「フィルタ」機能を使うなど、メール管理を工夫することをおすすめします。
年収アップが期待できるというCMを見て利用しました。

会員登録後は他社の転職サービスと同様でスカウトメールが飛んできます。注意点として、エージェントが応募企業と仲介するわけでもないので、100%年収アップするわけではなく、個人と企業との調整になります。

スカウトメールは企業からのスカウトもあれば他社のエージェントからのメールもあり、1日に数十件のメールが届くこともあるため全てを確認するのはなかなか困難です。ただその分、求人情報があるとも言えるので自分に合った仕事を見つけられる可能性はあるかと思います。

(TO 36歳 その他情報サービス業 情報処理(システム))

なかなかオファーが来ない

ビズリーチには、企業側からのアプローチが来る「オファー」の機能があります。しかし実際は、人によってはオファーがなかなか届かないようです。

オファーが来ない原因は、登録しているスキルや経歴が不十分と判断されていることが考えられます。

オファーを期待して登録すると、人によっては不満を感じるかもしれません。
エグゼクティブに特化した転職サービスとの事ですが、年収500-600万円台の求人も紹介されます。

担当コンサルタントがつかず基本的にヘッドハンターや企業が自分の職務経歴に興味をもてばオファーがくる仕組みですが

IT関係などコロナ禍でも求人が多い業界ならばオファー件数も増えるのでしょうけど、その他の製造業や商社は業容が停滞気味の為

現状はなかなかオファーがこない状況です。

またヘッドハントされる年齢帯は統計によれば30歳前後が最も件数が多く40代以上は件数が極端に減りはしますが

管理職などこの年齢に求められる求人は少ないですがあるようです。

t-changさん(47歳 / 製造業(鉄鋼業・非鉄金属・金属製品) / 営業・販売)

希望条件にマッチしない求人ばかり紹介される

ヘッドハンターから「不特定多数に一斉送信しているような内容」の求人ばかり紹介されたという口コミが散見されました。

非常に残念ではありますが、そのような勧誘やスカウティング手法を行うヘッドハンターがいるのは事実です。

2021年2月21日時点でビズリーチに登録しているヘッドハンターの数は4,651人もいます。

この中には「ヘッドハンター大賞」という賞歴を持つ優秀なヘッドハンターがいる一方で、まだ経験が浅い駆け出しのヘッドハンターもいます。

そのため、担当になったヘッドハンター次第では「希望条件にマッチしない求人ばかり紹介される」という状況に陥ることもありえます。

したがってビズリーチを上手に活用するためには、優秀なヘッドハンターをいかに見つけ出すことができるかが重要と言えるでしょう。
注意したいのはエージェントもノルマがあるのか、まったく希望していない業界や職種を適材だと紹介してくるケースがある点です。

また初期登録時は多くのエージェントから声を掛けられるので、自分が価値の高い人間と勘違いしてしまう求職者も多いと思われます。情報を客観的に捉えて取捨選択する力が求められているので、転職活動を経験した事がある方にお勧めしたいです。

めーくんさん(43歳 / 卸売・小売業(その他) / 人事・総務・経理)

企業からのプラチナスカウトが来ない

ヘッドハンターから面談依頼のメールが来るばかりで、企業からのプラチナスカウトがあまり来ないという口コミがありました。

人によってはこのような状況に陥るのは事実です。

この原因のほとんどは「職務経歴書を詳細かつ魅力的に記入する」ことで解決されます。

ヘッドハンターからのスカウトは、年齢や現在の職種などで絞り込んだ対象に一斉送信していることは珍しくありません。

しかし企業からのスカウトは、気になった経歴を持った人にのみ送られます。

そのため、職務経歴書に目を引くような経歴が記載されていなければ、企業からのプラチナスカウトが届くことは滅多にありません。

もし現在ビズリーチを利用していて企業からのスカウトが来ないという人や、これからビズリーチを利用しようとしている人は、職務経歴書の内容を充実させることに注力しましょう。
ビズリーチで転職活動を成功させるには、自分のアクションが最も重要なキーだと考えている。すなわち、職務経歴書をしっかり書けていないと、プラチナスカウト等には全く掛からないことを意味する。他の転職エージェント等を使って、履歴書、職務経歴書などを充実させてから登録することをお勧めする。

アケタイさん(37歳 / 製造業(その他) / 営業・販売)

実際には存在しない求人を紹介された

実際にはない求人を紹介されたという口コミがありました。

ヘッドハンターから特定求人のスカウトを受けて面談に行くと、「すでに募集が終了した」と断られることがあるようです。

これは一見すると、一部の賃貸物件の仲介会社で行われているような「釣り物件の紹介」ならぬ「釣り求人の紹介」のようなもので、転職者との面談を取り付けられたと感じるかもしれません。

しかし実際は「求人倍率が非常に高い」もしくは「採用要件を満たしていない」場合に伝えられることが多いです。

前者の場合は、実際に他の転職希望者の採用が決まり、タッチの差で募集が終了してしまうケースがあります。

また後者の場合は、求職者を傷つけないようにするための言い回しとして「募集が終了した」と伝えるケースがあります。

もしかすると本当に「釣り求人」を紹介しているヘッドハンターが存在するかもしれませんが、疑心暗鬼になることなく、信頼できそうなヘッドハンターからの面談依頼は受けてみることをおすすめします。
勢いのある企業らしく、案件の数・質ともに充実しています。ここにしか掲載されていない案件も多々あるように思います。気になった点としては、サイトの問題ではないとは思いますが、応募してもすでに募集が終了していたり、エージェント会社が絡んでいる案件だとすでにチェック済みの案件を二重に勧められたり、対応するのに時間を浪費してしまうことです。

K.Aさん(35歳 / その他サービス業 / 営業・販売)
 

ビズリーチの良い口コミ評判からメリットを分析


ビズリーチを利用するメリットを実際の良い評判をもとに分析しました。今回は3つのメリットをご紹介します。

信頼できるヘッドハンターとの人脈形成ができる

ビズリーチを活用することで、信用できるヘッドハンターと人脈を築けます。

時代の変化が激しい近年において、転職は珍しいことではなくなっています。何十年も続くキャリアの中で、転職する機会は今後も増え続けていくことでしょう。

そんな中で、信頼できるヘッドハンターと良好な関係性を形成できていれば、次の転職にも困らない状況を作り出すことができ安心です。

ビズリーチにはヘッドハンターの検索機能もあるため、自分の希望にマッチするヘッドハンターを見つけやすい環境が整っています。

なお、検索条件は以下の項目を指定できます。
  • 担当業種
  • 勤務地
  • 経験年数
  • ヘッドハンタースコア
  • 日本語力
  • 英語力
  • 絞り込み(「気になる」のみ・ヘッドハンター大賞受賞者のみ)
  • キーワード
「ヘッドハンター検索」は、ビズリーチに登録したら積極的に活用することをおすすめします。
年収UPを目的に転職を考えビズリーチに登録することにしました。

希望条件にマッチするヘッドハンターがいらっしゃったので相談したところ、親身になって話を聞いてくださいました。その上、的確なアドバイスをもらえて今後やるべきことの方向性を見出すことができたので非常に満足です。

この方とは転職後も飲みに行く仲になり、現在の職場の状況や今後のキャリアについて報告し、いつも的確なアドバイスをもらっています。

(HN 32歳 製造業(食料品) 調査・広告・宣伝)

高待遇の求人が豊富(外資系・高年収)

ビズリーチは高待遇の求人が非常に豊富です。

先ほどもお伝えした通り、ビズリーチは保有求人の約1/3以上が年収1,000万円以上となっています。

さらに年収800万円以上で検索すると85,000件以上の求人が実際にヒットしていることから、高年収求人の比率が非常に高いことが分かります。
全体的に外資系や管理職クラスの求人が多い印象を受けました(とくに大手企業)。求人の年収が全体的に高く優良案件が多かったです。

無料会員では、求人の閲覧が限られていたり、直接応募ができないので有料会員になるのがマストだと思います。

有料会員に登録すると企業やヘッドハンターから直接オファーが増え、たくさんのヘッドハンターと話す機会を作ることができ、多くの案件を紹介してもらうことができました。

ヘッドハンターには丁寧な職務経歴書、面接指導をして頂き、結果として希望していたIT業界への転職、年収UPすることができました。

(まきこ 28歳 製造業(食料品) 営業・販売)

ハイクラス向けの求人が豊富(経営層・管理職など)

ビズリーチは経営層や管理職などのハイクラス向けの求人も多数取り揃えています。

残念ながら「管理職」に絞り込んで求人検索を行うことはできませんが、「経営」という職種に絞り込むことは可能で、その数は8,540件(※2021年2月21日時点)もあります。

なお、「経営」に該当する職種は以下の通りです。
  • 経営者・CEO・COO等
  • CTO・CIO
  • CFO
  • 事業企画・事業統括
  • 経営企画・経営戦略
  • 新規事業企画・事業開発
  • M&A・合併・提携
この職種に関する求人をこれだけの数取り扱っているのは、ビズリーチ以外ほとんどないと言っても過言ではありません。
以前に利用させていただいたことがあるのですが、良い案件が確かにたくさんあると思います。

私の場合一定ハイグレードな職(管理者層・経営層)を求めており、所謂一般事務のようなものは求めていないのですが、ビズリーチの場合、そうしたハイグレードな転職希望にも応えてくれるような案件が多くラインナップして頂いているのは良いと思いました。

ただ、実際の利用にあたっては、これは担当者によりけりと思うのですが、私が希望した小売関連の経営層を希望という転職にあまり不知な担当者に当たった場合などはすぐに担当者変更をしていただくなど、ユーザー側もそれなりに考えて動かないと、時間の無駄になってしまうので、そのあたりの見極めは大切かと思います。

満足度は4点をつけましたが、ラインナップは良好、担当者はよりけり。ただ、ユーザー側もそうしたハイグレード転職を希望するのであれば、それもも自身のスキルのうちと判断し、そうしました。

(あずきちゃん202012 42歳 卸売・小売業(その他) 企業などの経営者・役員)
 

ビズリーチがおすすめな人の特徴


ビズリーチに登録すべき人の特徴をまとめました。

ハイクラスを志す20代

ビズリーチには外資系企業やコンサルティングファームなどのハイクラスな求人も多いです。そのため、将来ハイクラスを志す20代の方にもおすすめです。

また、20代のうちからハイクラス求人の情報を知ることによって、おおよその採用要件を把握でき、その要件を満たすためには何をする必要があるのかが分かるようになります。

さらに、第二新卒を含めた20代前半向けのハイクラス求人も充実しています。

2021年現在では、少子高齢化に伴う将来の幹部候補不足により、外資系企業やコンサルティングファームをはじめとした各企業では若手の採用を積極的に行っています。

実際、採用要件を満たすのであれば20代から1,000万円以上の年収を提示する企業も増えてきました。

したがって20代の若手でも、ハイクラス・ハイキャリアを志しているのであれば、ビズリーチに登録しておくと良いでしょう。

30代以上のミドル層

一定以上のキャリアを積んだ30代以上のミドル層の方には、ビズリーチの登録をおすすめします。

なぜならビズリーチには、一定以上のキャリアを持つミドル層にマッチする求人が多いからです。

なお、ビズリーチの年代別登録者数は以下の通りです。
年代 登録者数
20代 約20万人
30代 約50万人
40代以降 約50万人
(※2021年2月21日時点)

年代別登録者数を見ても分かる通り、30代以降のユーザーに積極的に利用されています。

これは逆説的に考えれば、ミドル層にマッチする求人が多いことの証明とも言えるでしょう。

30代以降で転職を検討している方は、大手総合型の転職エージェントと併用して、一度ビズリーチを活用してみることをおすすめします。

自分の市場価値を知りたい人

ビズリーチはスカウト型の転職サイトのため、自分の市場価値を知りたい人におすすめです。

登録した職務経歴書の内容を元に、ヘッドハンターや企業からスカウトを受けられるため、等身大の自分の市場価値を知ることができます。

特に閉ざされたコミュニティで長く仕事をしてきた人は、なかなか自分の市場価値を知る機会はありません。

また、外部との交流があまり持てなかった人や社会人経験の浅い20代の方も同様でしょう。

そのような方たちは、自分自身の市場価値が分からず、どのレベルの求人なら応募できるのか見当がつかず、適切な求人を選択できないことも考えられます。

効率良く適切な求人を選択できるようになるためにも、自分の市場価値がわからない方は、一度ビズリーチを活用することをおすすめします。

ビズリーチをおすすめできない人の特徴


ビズリーチをおすすめできない人の特徴をまとめました。

転職に不慣れな人

ビズリーチでは、選考対策などのサポートがあまり充実していません。そのため、初めて転職活動をするなど、転職に不慣れな人にはおすすめできません。

面接日程の調整や職務経歴書の添削などの手厚いサポートを希望する人は、その他の転職エージェントと併用してビズリーチを利用することをおすすめします。

都心部以外で働きたい人

ビズリーチの求人は、東京や大阪を中心に都心部の求人が多い傾向にあります。そのため、地方で働きたい人には強くおすすめすることはできません。

とはいえ、以下の通り地方の求人が全くないわけではありません。
地域 求人数
大阪 約16,000件
愛知(名古屋) 約8,000件
福岡 約6,000件
宮城(仙台) 約3,000件
もし地方の求人検索を行い、希望の条件にマッチする求人が少なければ、他の転職エージェントと併用しましょう。

また、別の転職サイトで得た求人情報を、ビズリーチで知り合ったヘッドハンターに問い合わせるなどすると、ヘッドハンター経由で応募ができるかもしれません。

スピーディーに転職したい人

ビズリーチは今すぐ転職先を見つけたい方にはおすすめできないサービスと言えるでしょう。ビズリーチは企業からのスカウトを待つ必要があるためです。

自分のスキルや経歴が企業の目に留まらないと、いつまで経っても良いスカウトが届かず、転職がなかなか決まらない恐れがあります。

反対にビズリーチは、中長期的にキャリアアップを目指す人におすすめのサービスです。

スピーディーに転職したい人は、専属のアドバイザーが付く他の転職エージェントを利用しましょう。

ビズリーチの利用料金


ビズリーチは、無料のスタンダードステージと有料のプレミアムステージからプランの選択が可能です。

また、プレミアムステージもタレント会員とハイクラス会員に分かれています。

各プランの料金とサービス範囲は、以下の表の通りです。
プラン名 スタンダードステージ プレミアムステージ(チケット利用) プレミアムステージ(タレント) プレミアムステージ(ハイクラス)
月額料金 0円 0円 3,278円(税込) 5,478円(税込)
スカウトの閲覧/返信 プラチナスカウトのみ可能 すべて可能 すべて可能 すべて可能
求人検索/閲覧 すべて可能

※企業名検索は不可
すべて可能

※ハイクラス限定を除く
すべて可能

※ハイクラス限定を除く
すべて可能
求人応募 一部のみ可能 すべて可能

※ハイクラス限定を除く
すべて可能

※ハイクラス限定を除く
すべて可能
シゴト観診断の利用 ×
シゴト観診断の結果閲覧
アカデミーの講義一覧の閲覧
アカデミーの申し込み × ×
コンシェルジュの申し込み × ×
料金が高くなるにつれて便利な機能が使えるようになり、プレミアムステージのハイクラス会員になると、全ての制限が無くなります。

なお、無料のスタンダードプランの場合は、「プラチナスカウト」のみ閲覧や返信が可能です。

つまり、応募できる企業に限りがあります。

ビズリーチを最大限に活用したい人には、有料プランがおすすめです。

ビズリーチの利用には審査が必要!落ちる人の特徴は?


ビズリーチは入会審査に通らないと登録ができません。

審査に落ちる人の特徴として考えられることを以下にまとめました。

なおビズリーチの審査基準は非公開のため、以下の項目に当てはまっている場合でも、審査に通る可能性は十分にあります。

登録自体は無料なので、まずは審査を受けてみましょう。

職歴が浅い人

審査に落ちる人の特徴として、職歴が浅いことが考えられます。職歴が浅いと、基礎的なビジネスマナーを身に着けていないと判断されるためです。

ビズリーチに求人を出す企業の多くは、即戦力の人材を求めています。

そのため、職歴が浅い人は即戦力だとは判断されにくく、審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。

転職回数が多い人

転職回数が多い人も、審査に落ちやすい傾向にあります。転職回数が多い人は、「またすぐに辞めてしまうのではないか」という印象を持たれやすいからです。

ビズリーチ側としては、すぐに辞めてしまいそうな人材を企業へと紹介したくはありません。そのため、転職回数を審査基準に入れていると考えられます。

マネジメント経験が少ない人

マネジメント経験が少ない人は、審査に落ちる可能性があるでしょう。ビズリーチはマネジメントポジションの求人が大多数を占めるからです。

たとえ保有スキルの専門性が高くても、マネジメント経験の少なさは審査に落ちる原因になり得ます。

現在の年収が低い人

年収の低い人は、登録の審査に落ちやすい傾向にあります。なぜなら、ビズリーチはハイキャリアの人向けのサービスであるからです。

実際、ビズリーチに登録する際は「現在の年収」を登録する項目があります。

「現在の年収が低い=十分なキャリアを築いていない」と判断され、審査に落ちる恐れがあります。

ビズリーチの利用は会社にばれる?


ビズリーチの利用が会社にばれることはありません。求人へと応募しない限り、氏名を始めとする個人情報は相手側へと伝わらないからです。

またビズリーチには、特定の企業に対して職務経歴書を非公開とする「企業ブロック機能」があります。

現在働いている会社をブロックしておけば、ちょっとした情報から利用を特定されるリスクも防げるでしょう。

ビズリーチを活用してキャリアアップを目指そう


ビズリーチは、ハイキャリアを目指す人におすすめの転職サービスです。登録することで、管理職ポジションや年収1,000万円以上も狙えます。

ただし、全ての機能を利用するのに課金が必要なことや、スカウトが届くペースが人によって異なることから、不満の声が一定数あるのも事実です。

ビズリーチの良い面と悪い面の両方を把握した上で、自分に合ったサービスなのかどうかを検討しましょう。