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今回は北欧デンマークで2017年に設立された時計ブランド『Nordgreen(ノードグリーン)』より、メンズの人気モデルを元時計屋の私が徹底レビューします。
私がはじめてnordgreenを手にしたのは2019年の2月頃でしたが、じっさいに手にしてみた第一印象は「めちゃくちゃイイ!」のひと言でした!
それから約3年使ってみた感想と良いところや気になるところも全てお話しします。
Nordgreenについて
まずはnordgreenについて簡単に解説します。
nordgreenは2017年に北欧デンマークのコペンハーゲンで設立された新鋭の時計ブランドで、そのネーミングは「北欧(Nord)」「自然(Green)」から由来しています。
世界中のファッションに敏感な人を中心に人気となっておりSNSを中心として広告展開している。
2021年時点のラインナップは、
- 「Philosopher:フィロソファ」
- 「Native:ネイティブ」
- 「Infinity:インフィニティ」
- 「Pioneer:パイオニア」
- 「Unika:ユニカ」
モデルによりますがカラバリも豊富で、ストラップもレザーやメッシュブレス・ナイロンなど多数の組み合わせの中から選べるのがnordgreenの良いところ。
気になる価格帯は2~3万円前後とお手頃価格となっているのも嬉しい。
セミオーダーのように自分好みの組み合わせて購入できる!
nordgreen公式オンラインストアではセミオーダーのように時計本体とストラップの組み合わせを自由に組み合わせることができるので、自分のファッションやイメージに合わせて時計を購入することが可能。時計本体とストラップの組み合わせを変えるとすぐに写真で表示されるのでイメージをしっかりと確認してからオーダーできるのも◎、組み合わせを色々と試しているだけでも楽しい♪
大切な人にプレゼントする場合でも相手のイメージにぴったりな腕時計を選ぶことができるのもnordgreenが人気となっている理由の一つ。
また誰にでも簡単にベルト交換ができるようになっているので、オプションの交換用ストラップを買っておけばその日のコーデや気分によって腕時計をイメチェンして楽しむこともできます。
オンラインストアでは交換用ストラップがセットになったお得な「厳選セット」も用意されているのでチェックしてみてくださいね!
オンラインストアではセミオーダーのように自由な組み合わせて購入が可能。選んだ組み合わせはすぐに写真で確認できます。
『Philosopher(フィロソファ)』を徹底レビュー!
Philosopher(フィロソファ)は北欧時計らしいミニマルデザインを基調としながら、立体感や躍動感をデザイン全体に取り込んだメンズのベストセラーモデル。私はホワイトダイヤル(白文字盤)×ガンメタルケースの組み合わせに、メッシュストラップ・レザーストラップ・ナイロンストラップの3種類をその日のコーデに合わせて付け替えて楽しんでいます。
このモデルを選んだ理由は、
- すべてのバランスがとにかくイイ!
- 立体的なスタイリッシュフォルム
- 秒針・カレンダーがあり実用性も高い
- ベルト交換で大きくイメージが変わる
”バランス”の良さが心地いい
腕時計の顔とも言える文字盤を正面から見ると針の長さや太さのバランスがとても良く、時刻を見るたびに「心地のいいデザインだなー」って惚れ惚れします♪インデックスやリューズといったパーツすべての調和がとれていて、見ているだけで本当に気持ちイイ。
そして面白いのが控えめなアクセントとして左右非対称デザインとなっている秒針の存在。グレー塗装されたその秒針は”時間の流れ”をイメージさせるように異質なフォルムにデザインされているそうです。
Philosopherはどこか一点にデザインのポイントがドーンっとあるわけでなく、全体のフォルム自体が個性を表現しているって感じ。
とにかくバランスが良くて心地いい。
3年間愛用した今でもPhilosopherのクリーンなデザインに飽きることがありません。
そして個人的なお気に入りポイントとしては”木の葉”をイメージしたブランドロゴ。
とてもシンプルなロゴマークですが北欧の自然を大切にする生活スタイルを上手く表現していると思います。これも心地良さを感じさせるポイントの一つだと感じています。
”立体感”や”躍動感”を感じさせるデザインの秘密
Philosopherの正面写真だけ見るとシンプルで嫌みのないデザインという印象ですが、実際に手に取ってみるとかなり立体感があって躍動感にあふれているのが分かります。
それは文字盤が光の加減で生き生きと表情を変えるのが理由の一つ。
文字盤外周にある傾斜したリングのフチには影が落ちたり、インデックの光沢感がそれぞれに異なることで立体感や奥行き感をさり気なく演出している。
そのリングをよく見ると繊細なミゾが何本も彫られていて文字盤中央部と光沢感に差が出るようになっていたりと繊細なデザインが本当に素晴らしい。
またベゼル(文字盤のフチ)は内側にやや傾斜した形状で光沢感のある仕上げとなっており、その場の光加減によりグラデーションのように光沢感を変えていくのがとても印象的。しかもそのベゼルの光沢感はキラキラやギラギラでは無くキラッとスッキリした上品な輝きなのがとても良い。
さらにPhilosopherのケースやリューズなどのパーツ全てが円錐形をモチーフにした形状になっていて、ほんのわずかに傾斜した面構成になっているのも特長の一つ。
これによりPhilosopherを着けようと手に取ったときもペタっとした感触ではなくわずかに立体感を感じます。
またラグをケース裏に配置することで時計とベルトの間に間延びしたスキマを作らず、時計全体のシンプル感やミニマル感を上手く表現したスタイルを実現しているのもgood!
薄型の腕時計でありながら”立体感”や”躍動感”があり、デスクにポンっと置いているだけでもスタイリッシュな雰囲気を感じさせてくれるデザインとフォルム。
サイズについて「薄くて軽いので着けごこちも快適♪」
メンズ腕時計としては標準的な幅40mmサイズなのですが、薄型で軽量なこともあって一日中着けていても快適なのも良いところ。ストラップを付けるラグというパーツも短めになっているので、腕の細いひとでも時計が動き回ったりせず着けれるようになっているのも◎
この40mmサイズのケースにメッシュストラップを組み合わせても軽量なので「腕時計が苦手」ってひとにもおすすめできます。
ストラップ選びについて
nordgreenは自分好みのストラップを組み合わせて購入できるのが良いところですが、ストラップ選びで迷うひともいると思うので個人的な感想もご紹介しながら”ストラップ選び”についてお話しします。
私は3つのストラップを交換しながら使っているのですが、やはりメッシュストラップがいちばん使いやすかったですね。
サイズも細かく調整できるので腕へのフィット感も良いし、雨や汗を気にせず使えるので季節や天候を気にせず使えるのでとにかく迷ったらメッシュストラップって感じで使っていました。
ストラップ選びの参考になるようにそれぞれ愛用した感想をプラスしてご紹介します。
プレーンな印象のメッシュストラップ
メッシュストラップはとてもプレーンな雰囲気なのでビジネスからプライベートまでどんな服装にも合わせやすく、さらに着けごこちも軽くて気に入っています。とても薄く滑らかで着用感が抜群にイイ♪ステンレス製なので雨や汗を気にせず普段使いに最適。
またスッキリした見ためなのでビジネスシーンからプライベートまで幅広く合わせやすく気に入っています。
メッシュストラップはとにかく使いやすさNo.1といっていいでしょう。
細かくサイズ調整ができることや、手首に沿ってくれる収まりの良さがあるので「ゴロゴロとした重さを感じるので時計が苦手」ってひとにもおすすめのストラップです。
ちなみにサイズ調整は自分で簡単できるようになっているので届いたその日にジャストサイズで着けることができます。
ビジネスシーンにぴったりなレザーストラップ
決してメインで使っているのではないのですが私はブラックのレザーストラップも交換用に揃えています。ブラックのレザーストラップを付けるとシックで上品な印象になりビジネスやフォーマルなシーンで使いやすさがアップします。
ニューノーマルと言われる今の時代ではビジネスシーンでもブラックレザーの出番は少ないかもしれませんが、あれば安心な定番ストラップだと思います。
また「初めて腕時計を買う」ってひとや入学や就職祝いとしてプレゼントする場合はメッシュストラップとセットで購入するのがおすすめ。
ブラックレザーはPhilosopherを上品な印象にしてくれるので予算があればぜひ揃えておいて欲しいストラップ。
リラックス感抜群のナイロンストラップ!
もっと大人カジュアルにPhilosopherを楽しみたいならナイロンストラップ(NATOストラップタイプ)が最適!さらっと軽い着けごこちは日本のうだるような真夏の気候にもぴったりで、デニムはもちろんハーフパンツなどカジュアルなコーデにもよく似合うので重宝しました。
またほどよくリラックスした印象になるのでカジュアルなコーデに”こなれ感”をアップしてくるのもイイですね♪
ナイロンストラップの軽い着けごこちが気に入って、私は春先から秋までこのストラップを付けていることが多かったです。
ただやはり台風やゲリラ豪雨でずぶ濡れになってしまうとイヤなので、天気予報が悪い日だけはメッシュストラップに交換していました。
3年使ってみて予想以上に出番の多かったナイロンストラップはサブとして揃えておいて欲しいストラップNo.1!
本当にコスパが良いストラップなのでセット購入がおすすめ!
■ストラップ交換について
Nordgreenの時計は簡単にベルト交換ができるので、数種類のストラップを用意しておけば時計1本でも大きくイメージを変えてオン・オフ共に抜群の使いやすさとなります。
メッシュストラップをメインにレザーかナイロンストラップを組み合わせるのが私のおすすめ。
nordgreenを買ってストラップ交換しないなんてもったい!
使ってみて気になったところ
ホンネとしては個人的には気になるところは無いのですが、あえて気になるところをあげると、- 裏ブタのキズが目立ちやすい
- 優等生すぎるデザイン
1つ目は裏ブタが鏡のようなミラー仕上げになっているので、どうしてもキズが目立ちやすくなっていることです。
裏ブタにはブランドロゴやモデルネームが綺麗にデザインされているので「初めて腕時計を買った」ってひとにはショックかもしれません。
2つ目は優等生すぎるデザインということ。何本も時計を持っている人にはちょっとクセが無くてプレーンすぎると感じるかもしれません。
良くも悪くもクリーンでバランスの良いデザインの腕時計。
■ Philosopherのレビューまとめ
- デザインや仕上げがよく上質感がある
- メッシュストラップはオン・オフok
- レザーストラップはビジネスに最適
- 夏はナイロンストラップが最高!
- 個人的にガンメタルカラーがイチオシ
nordgreenの出会いと、デザイナーについて感じたこと
nordgreenとの出会いは偶然見つけたweb記事を見て一目惚れしました。
私は以前時計販売をしていたので高級時計だけでなく2~3万円台の腕時計もたくさん見てきましたがnordgreenほど印象的な腕時計を見たことがありません。
じっさいに手にしてみた第一印象は「シンプルなのに奥行き感のあるデザインがスゴイ!」でした。
それもそのはずチーフデザイナーであるヤコブ・ワグナーさんはあの高級オーディオBang& Olufsen(バング&オルフセン)や高級家具Cappellini(カッペリーニ)などのデザインを手掛けてきた実績がある方だったのです!
私はそれを知って「そりゃ良い腕時計になるわ~!!」って妙に納得してしまいました。
・チーフデザイナー:ヤコブ・ワグナーさん
出典:nordgreen
ヤコブ・ワグナーさんがデザインするnordgreenの腕時計は、わずかな傾斜や湾曲などを絶妙に調和させて存在感や個性を生み出しています。
面構成を立体的に構築することで独特の光沢感や陰影が生まれ、シンプルでありながら躍動感のあるデザインとなっているのが本当に素晴らしい。
また仕上げや質感も良く、手にしたときに上質感がしっかりと伝わってくるのも良いところ。
nordgreenを手に入れて3年くらいになりますがまったく飽きることもなく、コーデに合わせてストラップ交換をしながら”大人カジュアル”なアイテムとして楽しんでいます。
誰もが知っているような高級時計やドヤ感のある派手な腕時計ではなく、「リラックス感のある腕時計が欲しい」というひとはnordgreen公式サイトをチェックしてみてください。
ちょっと気分の上がる腕時計に出会えるかもしれません♪